レモングラスの栽培～苗づくり

2024/2/27
去年育てたレモングラスから苗をつくる準備を始めました。

レモングラスの冬越し

レモングラスは、熱帯地域が原産地です。主な原産地は東南アジアやオセアニア地域で特にインド、スリランカ、タイ、マレーシアなどが挙げられます。これらの地域は高温多湿な環境が特徴的です。日本の冬とは縁遠いので一般的には鉢上げして、屋内に移動させることが推奨されていますが、幸い湘南地域では屋外でも越冬させることができます。今年は初の東インドレモングラスの越冬にも挑戦しました。

irodori農園のレモングラス品種

東インド　レモングラス（East Indian lemongrass）＝Cymbopogon flexuosus＝コーチングラス、マ​​ラバルグラス

西インド　レモングラス（West Indian lemongrass）=Cymbopogon citratus 

という2種類を育てています。「Cymbopogon 」は「キンボポゴン」と発音するみたいで日本語的には残念な響きに感じちゃいます。西インド種が日本で主に流通しているレモングラスで「レモングラス」と言ったら西インド レモングラスを指します。僕はレモングラスマニアなので他の種類も味わってみたくて東インド レモングラスも育ててハマってしまいました。西と東、植物特性が随分異なり味も違います。北インド種ってのもあるらしいですが僕には入手できないです。

2024年2月のレモングラス

綺麗に枯れあがっていますｗ　伸びた草を刈り取らずに放置しただけです。今日は目出しのために保温キャップを被せます。このままでは被らないので枯草部分をカマで切り取ります。

カマで刈り取っているとレモングラスの良い香りがします。いい気分。でも香り過ぎな気がする。こんなに香るものか？

なんと中は緑色をしていました。すでに発芽準備をしていたのか、そもそも枯れなかったのか。数年しか育てていないので分かりませんが、この時期にこんな緑なのは初めてです。

こんな感じにPETキャップを被せました。これで屋外に放置するより1か月以上早く綺麗で丈夫な苗ができるはずです。伸びてきたら根本から掘り起こして株分けします。