エキナセアとは
エキナセアは花びら、茎、葉、根に薬効があるとされるハーブです。見た目も可愛らしい花で切り花にしても長持ちするという優れものです。ガーデニング用に沢山の品種改良がされていますので見る機会も多いかもしれません。Irodoriではハーブティにするためにエキナセアを栽培しています。スパイシーな香りが感じられるお茶になります。エキナセアの和名がムラサキバレンギクであることからわかるように菊の仲間だそうですが宿根草なので一度植えると来年も芽を出します。
エキナセアの種まき~育苗
2022/2/26
エキナセアの種をまきました。寒い季節なのですが加温装置があるので育苗を開始します。種は株式会社グリーンフィールドプロジェクトさんで販売されている固定種です。プルプレア系だと思います。同時に蒔いた小松菜さんよりは発芽に時間がかかりました。
2022/3/19
本葉が育ってきました。寒いですが順調です。こんな小さな苗が半年後には1mを超える大きさに成長するとは驚きです。
2022/4/22
セルトレイからポットに鉢上げをしました。一か月前と比べて地上部は大きくなっていなかったのですが根が巻きはじめてたので実施しました。鉢上げすると成長の勢いが加速します。根の巻き具合を確認することは育苗で大切なポイントです。
2022/5/5
本場が3枚くらいになり苗らしくなってきました。
植え付け~開花まで
2022/5/8
霜の心配もなくなったので畑にエキナセアの苗を植え付けました。周りにはウッドチップがひいてあります。ウッドチップは保湿、泥はね予防、雑草抑制になり、微生物や小さな昆虫の家にもなるので多様な生態系が生れます。生態系からの産物はエキナセアの成長に大切な成分が生まれます。
2022/5/23
しっかり根付いたようで安心しました。だいぶ葉っぱが大きくなっています。葉の枚数が増えること無く、最初に出来た葉っぱが大きくなっていくので、最初の葉っぱを大切にしましょう。
2022/6/20
植え付けから1か月をすぎ気温も上昇してきたので本格的な成長が始まり葉がワサワサしてきました。まだまだ小さな状態で、開花までは1か月くらいかかるでしょう。
つぼみが付きました
2022/7/14
つぼみが付きました。すくすくと育って可愛いです。
エキナセア:開花しました
2022/7/24
開花しました。やっと咲いてくれた小さな花が可愛いです。つぼみも沢山でてきて順調です。
2022/8/5
満開になりました。まだつぼみもありますので収穫まであと少し。綺麗な花畑が見れる期間は8月上旬から下旬までの2週間くらいです。今年は台風の直撃がないのでありがたいです。
エキナセア:収穫しました
2022/8/18
エキナセアの収穫を始めました。株元の葉は残して伸びた茎と花を摘み取りました。エキナセアの葉は分厚くガサガサしていますので触るとびっくりすると思います。収穫作業には手袋と長袖が必須アイテムです。
エキナセアの乾燥と粉砕
乾燥が終了したら追記します。
色々なエキナセア茶
今回は3種類の市販のエキナセア茶の中身を調べてみました。エキナセア農家としては他社品には非常に興味があります。
- 富澤商店(購入場所:横浜)
- e-ティザーヌ(楽天)
- 日本緑茶センター(カルディ)
富澤商店のエキナセア茶
富澤商店で販売されているエキナセアはドイツ製です。茎の裁断サイズが大きいのが特徴です。花びらも含まれているようです。草の香りの中に、ほのかなスパイシーな香りが感じられました。
e-ティザーヌのエキナセア・リーフ
e-ティザーヌが販売しているエキナセア・リーフもドイツ製です。リーフと書いてありましたが、花びらも含まれているようです。富澤商店のものより、スパイシーな香りを強く感じました。
日本緑茶センターのエキナセア茶(ブレンドティ)
日本緑茶センターのエキナセア茶はブレンドティです。エキナセア茶と言うだけあってエキナセア比率が高いブレンドになっていました。なんと、またしてもエキナセアはドイツ製でした。3種の中で一番細かく葉が裁断されています。ルイボス、レモングラス、エルダーフラワー、カモミール、ペパーミントのブレンドです。非常に飲みやすいブレンドになっていると感じました。レモングラス、エルダーフラワー、ペパーミントはIrodoriでも栽培しています。いつか真似した商品を作ってみたいと思います。
Irodoriのエキナセアは、もちろん国産ですw
Irodoriで販売しているエキナセアは国産品です。栽培から収穫までの状況や収穫体験イベントのお知らせなどをSNSで発信しております。ぜひフォローお願いします。
コメント