エバフローを使った散水量を計算してみた


☔ 雨が降らない SEV-25LとエバフローAの黄金バランスを探す

最近、夏でも冬でも雨が全然降らない☀️ お野菜が育たないから、こまめに散水しようかと思います。

散水したいときに「どの道具で、どれくらい水やりしたら良いのか」毎回分からなくなるので、一回しっかり計算してみました!そしてノートに計算しても忘れるし無くなるからWEBに残す🧮

今回は、工進のエンジンポンプ「ハイデルスポンプ SEV-25L」エバフローA型に繋いでみたお話です。これ、計算してみたらめちゃくちゃ相性がよかった(偶然)!✨

道具について

家で使っている道具

 ※写真がないとき、アフィリリンク張ると写真盗用にならないし値段も伝わるから便利

💧 水量についての計算

  • SEV-25Lポンプの吐出量:Maxで 115L/分
  • エバフローの放水量:1mあたり 1.0L 〜 1.35L / 分

真ん中を取って 1.15L にすると…… 115 ÷ 1.15 = 100

Maxで使える長さは、なんとエバフローの販売長さ「100mピッタリ」になりました!👏

ただ、エバフローA型をちょうど100m繋いだら、ポンプの能力を100%使い切る計算になるので、実際は「90m」くらいが妥当かなと思う。もろもろの箇所で損失も出るだろうし、100%運転はポンプに負荷をかけ過ぎな気がするからです。

うちの畑は30mの畝が多いので、3本同時がベスト。 去年、計算しないでタマネギとニンジンとスティックセニョールの散水に使ってたけど、実はベストな選択だった(偶然)😎

📈 水圧の話:水圧を制してこそエバフロー

水量だけじゃダメ。「圧」を制してこそエバフローの性能が活きます。 エバフローA型の適正圧力は 0.04MPa ~ 0.1MPa です。

1. SEV-25Lの「圧」は強すぎる?

このポンプ、最大圧力は 0.32MPa(揚程32m相当) あります。 エバフローの適正圧の3倍以上のパワーがある。何も考えずにアクセル全開で回すと、チューブがパンパンに膨らんで「破裂」するか、コネクタがぶっ飛ぶのがオチです。😱

2. なぜ「90m」だと圧が安定するのか

ここで、さっきの「水量の話」が効いてきます。

  • 短いチューブの場合:ポンプの送水に対して逃げ道(穴)が少なすぎる。行き場を失った水がチューブ内で暴れ、圧が異常に高まります。🚀
  • 90m(3本)の場合:合計数千個の穴から一気に水が抜けるので圧は落ちる。要求量と同じくらいの水を送り込んでる分には圧力ではじけることにはならないでしょう。と思う。

3. 現場での「圧」も気にする

メーターまで付けなくても、エバフローA型なら「噴霧の高さ」で何となく圧がわかります。🚿

  • 理想の状態:噴水が 50cm〜1m くらい上がっている時(だいたい 0.05MPa)。
  • 危険な状態:チューブが「真ん丸」に硬く張り詰めて、水が2m以上ブチ上がっている時。これは圧が高すぎ。すぐにエンジンの回転を落とすか、バイパスバルブを開けてください。

見た目、大切。よし!

4. 圧を気にするのはチューブ保護のためですが、、

そもそも農園のように高低差がある場所で使う場合、ポンプより低い位置にチューブを這わせると、自重(落差)でさらに圧が加算され、 逆に高い場所に水を送るなら減少します。厳密にやってもしょうがないです。目視で充分。もっと言うと僕の施工だと連結が適当なので、圧が上がると結合部位から漏れたり、はじけ飛ぶからチューブが破損することは無いとおもう(安全弁をつけましょうね!⚠️)

🏠 じゃあ普通の水道でつかったら何メートルが妥当か

同じように水量、水圧から計算してみます。

水道の「水量」から考える

一般家庭の蛇口(13mm径)を全開にして出る水量は、だいたい 毎分15〜20L

  • エバフローA型の放水量:1.15L / m
  • 計算:20L ÷ 1.15L = 約17.4m

つまり、水道全開でエバフローA型の性能をフルに発揮(霧状に散水)できるのは、せいぜい 15m〜17m 程度ということになります。エンジンポンプでの「90m」がいかに規格外のパワーか分かりますね。💪

水道の「水圧」から考える

水道の元圧は 0.2MPa 〜 0.25MPa 程度。エンジンポンプの最大圧(0.32MPa)よりは低いですが、それでもエバフローの適正圧の4倍以上あります。

  • 短い距離(例:5m)で使うと:水量が余るため、チューブ内の圧力が水道の元圧(0.2MPa)近くまで上昇し、パンパンに張って水がブチ上がります、蛇口を絞りましょう。
  • 15m〜20mで使うと:今度はチューブの穴から逃げる水量が水道の供給量(20L)に追いつくため、チューブ内の圧が勝手に 0.05MPa付近まで下がって安定 します。

結論:水道なら「20m 1本」

計算上は17mですが、少し弱めの散水でもいいなら 20m までは実用範囲です。✅

  • 20m 1本:水道全開で、ちょうど「優しい雨」になる。
  • 30m 1本:先端まで水が届かず、手前だけチョロチョロ。
  • 10m 1本:圧が高すぎて暴れる。蛇口でかなり絞る必要あり。

なんと、なんと、昨年ハウス内の潅水に20mのエバフローを水道(井戸水)から使ってました、計算したわけでもないのに2度目のピッタリだった(偶然)。我ながら神がかってて驚きました。😲


🏁 最後にどんだけ上げたら良いか:降水量に換算してみた

ここまで水量と水圧のバランス計算したけど肝心なのは時間。「結局、何分回せばいいの?」って話ですよね。上げる水の量の目安って作物で違うと思うので降水量(mm)に換算して、水やりの目安を数値化してみました。📊

① ハウス内20mを水道で散水

水道(毎分20L)で20mのエバフローを1本使うケース。ハウスの散水幅は4mとして計算してみます。

  • 散水面積:20m × 4m = 80平米
  • 10分間回すと:総水量 200L
  • 計算:200L ÷ 80平米 = 約2.5mm

結論: パワー不足を考慮して10分回して約2mmと仮定。ハウス栽培で「毎日少しずつ湿らせたい」時にはちょうどいい量。しっかり灌水したい(10mm狙い)なら、50分くらい回しても良いがハウスなんで毎日ちょいちょいが良さそう。 去年の夏は、朝、昼前、夕方に5分〜10分くらいを毎日あげてましたた、ちょっと多いかもしれないけどまずまずの量だったんじゃないでしょうか。これもOKってことで👍

② 露地をエンジンポンプ(90m運用)でやる場合

SEV-25Lをフル稼働させて、30m×3本を一気に回すケース。エバフローA型の散水幅をメーカー公称値より少しシビアに見て、左右各1.5m(合計3m)として計算します。

  • 散水面積:90m × 3m = 270平米
  • 10分間回すと:総水量 1,000L(1トン)
  • 計算:1,000L ÷ 270平米 = 約3.7mm

結論: 10分回して約3.7mm。 水道より面積は圧倒的に広いのに、降らせる「厚み」はポンプの方が倍近くあります。これがエンジンポンプの破壊力!🔥 露地で「夕立一回分(10mm)」を再現すると、25〜30分弱も回せば十分すぎる計算になりました。


📝 まとめ

  • 水道(20m):10分で 約2mm  数回にわけるのでOK
  • ポンプ(90m):10分で 3.7mm 30分あげればOK

去年、なんとなく感覚でやってたことが、実は計算上も「神がかったベスト」だったと分かってスッキリしました(笑)。 雨が降らなくて焦る日もあるけど、こうやって道具のスペックを出し切る構成を組んでおけば、あとは「何分回すか」を考えるだけ。 これで今年の夏、作物がパツパツに太っていくのを眺めるのがさらに楽しみになりました!🍆🍅

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